今午前一時半。この10年来こんな時間に起きていることは先ずない。もし起きているとしたら、寝付けずに睡眠薬を飲むため位のものだ。私の身体は昨年は風邪が長引いたものの至って元気。ただ睡眠には多少問題があって用心のための睡眠薬は離せない。1時間も寝付けないとアセリが生じ90分も寝付けないと睡眠薬服用となる。
そんなこともあって我が家の愛猫はソッと起きて、ヌッと出かける習性も身に付けてくれ大いに助かっている。勿論私がいつもそうだというわけではなく、逆に早めに目覚めるときは4時をメドに起き出す。4時には新聞が届けられているからだ。そんな時間から新聞を読み出すと午前中一杯時間が出来てなんとなく得した気分で嬉しい。
朝の4時は真っ暗。落葉した枝越しに臨める空には星が美しくきらめいている。朝方の星は輝いているのではなくチカチカときらめいている。しかし住宅街の我が家から臨める夜空には限りがある。船上やアフリカでは星が今にも落ちて来そうにきらめいていて、空はモット地球に近かった。
写真は'06夏京都の法然院。頬被りしたご婦人が小さな道具を用いて苔の中の雑草を抜いていた。陽射しのない時間にしないと苔ごと剥がれると教わる。