忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

義姉のこと

2010-04-30 | 生き方を学ぶ
亡夫の姉は今日2回目の大手術をうける。朝からやはり心 落ち着かない。お内仏に手を合わせ夫や父、母にどうぞ手術がうまくいくようにと祈る。困った時の神頼みなど・・と言われてもやはりどうしょうもない時は祈るしかない。
義姉は私の大好きな人であり、尊敬できる人、太陽のような人 そして誰からも頼りにされ美人で 頭もよくおおらか。ホームレスになった人やいろいろ問題を持った沢山の人を助けてきた人なのにどうしてこんな病気(腹膜播種)になってしまったのかと思うと本当につらくなる。

それでも義姉は希望ををもって前に進んでいかれる。見舞いに行った人が逆に励まされて帰ってきたり、病院や温熱治療、そしてうたごえの練習にとバイクで走り回り、「癌の患者とは思えへん」と周りの人がいう。

手術後の生存率30%といわれ、「その中に入っている私は患者の希望の星やね」と笑って話される。抗がん剤の副作用も殆どなく体力、気力ともすごいと医者に言われている義姉
今度もきっときっと3週間で帰って来られることを心から祈っている。
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