忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

ひまわりと清水焼の器

2011-08-06 | 日々の業

今年は大好きなひまわりの種を植えるのを忘れてしまいました。花やさんでひまわりを見つけ買ってきて玄関に飾りました。ぱっと明るくなったようです。写真を撮った時よりあとになって花がもっとしゃんとしてきてよかったのですが・・・。

京都にいた頃、今日庵の傍で買った竹籠に挿して。

 

亡父が退職の記念に職場の皆さんから頂いた清水焼の器。長い間食器棚の上でねむっていたのを玄関にかざってみました。昔は派手やな・・・と思ってあまり関心がなかったけれどこの頃は少しよさがわかってきたのかな?

「いい色してるなあ!」と思えるようになってきました。


蝉のこえ

2011-08-04 | 生き方を学ぶ

朝から蝉がやかましいほどないている。昨日までは鶯も啼いて合間に聞こえた蝉のジージーという声も今日は蝉一色となった。いよいよ夏!っていう感じがしそう。

朝顔のツルもぐんぐん伸びてきたし・・自然は毎年こうして四季の移り変わりをいろいろなものを通して教えてくれている。若い時は感じなかった自然の移り変わりへの感じ方、そして慈しみようなものを今年は尚一層強く感じる。

自分の病気のこともあったからかもしれないし、東北の大震災、そして原発などのことがあったからかもしれない。

蝉の声もやかましいなどと思わず、長い年月地中の中にいてやっと出てきたこの地上で短い生を思いっきり生きようとして大声を出しているのだと思えば、これも又愛おしく思わねばならないだろう。