「大人なんて」
何故みんな、眠たげな顔をしているのだろう
大きなあくびの、回数を数えてみると、もう嫌になる
そうして涙の滲んだ眼をこすり
疲れて眠ることだけを
目的にして、一日を過ごしているようだ
何故に、僕のやることなすこと
そんなに気に食わないのだろう
僕に浴びせかける言葉、何を言おうとしているのか
あまりにも、煩い、騒音だ
好きな音楽の歌詞は
心の呼び鈴、けたたましく押して
アッという間に、入ってくるのに
僕の好きなものを、僕は好きと言うし
どうせ、それを分かってはもらえないし
僕がどれぐらい、それが好きなのか、気持ちが昂るのか
でも、直ぐに、そうではないと言うから
もう黙っている、話が通じない人たちとは
腹が立つだけだ、顔を見せないで欲しい
悪戯に僕の心をかき回しておいて
その後には、何もなかったかのように
薄ら笑いを、浮かべないで欲しい
暴力、暴力と、少し暴れれば言うけれど
暴力をふるっているのは自分たちのくせに
直ぐに、出て行けとか、何も分かっていないとか
勉強をしろとか、自分たちの気分で
言葉で暴力、続けているくせに
僕は、僕の心をなぞる
言葉だって、僕の一生懸命
それを、馬鹿にして、自分たちばかり
何でも知っているふりをして、でも
仕事をしているって、そんなにえらいこと
直ぐにイライラとして、八つ当たりをするくせに
長く生きているって、それだけで威張れるの
眠くなったのに、また勉強のこと言ってくる
もう嫌だ、あっちに行け
何も僕のこと、分かっていないくせに