風のささやき 俳句のblog

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晩涼を蹴鞠のごとく君の下駄【季語:晩涼】

2014年07月05日 | 俳句:夏 時候
浴衣を着て隣を歩く人は
足元も合わせて可愛い鼻緒の下駄をはいていました

その姿は夏の夜の暑さを涼しげな物に変えてくれます

実際のところはノースリーブの洋服よりも
暑いのではと思うので(どうでしょうか?)
単純に僕の目から入り込む印象です

そうしてその人が歩く度に
大地から解放されて軽く空中に投げ出される下駄

その下駄の周りには涼しさが纏わりついて
その見えない塊を軽やかに蹴り続け遊ぶように
その人は歩いているように見えました


2 コメント

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Unknown (腹胃壮)
2018-04-16 15:49:53
通りすがりの者ですが季語を三つも使う事に深い意味はあるのでしょうか?
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ありがとうございます (shimbo)
2019-03-30 13:31:15
コメントありがとうございます
手直しをしてみました

最初の内に書いていた物は、季重なりも多く、恥ずかしい限りです。気づいた時には直しています。
(今も、時々あるのですが・・・。歳時記で確認するようにしているのですが)

まだまだ拙い書き物ばかりで恐縮です。

どうもありがとうございました。
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