自転車で走っていた時のこと
昨晩までの雨で道路も少し濡れていたのですが
空はもう綺麗な青空
松の林の中を走ったのですが
松の葉はその雨粒をためているようで
時間差の雨のように
時々、僕の肩に落ちてきました
まるで想定していないタイミングで落ちてくる
その冷たさに驚かされて
一瞬、ハンドルを変な方向に
切りそうになりました
自転車で走っていた時のこと
昨晩までの雨で道路も少し濡れていたのですが
空はもう綺麗な青空
松の林の中を走ったのですが
松の葉はその雨粒をためているようで
時間差の雨のように
時々、僕の肩に落ちてきました
まるで想定していないタイミングで落ちてくる
その冷たさに驚かされて
一瞬、ハンドルを変な方向に
切りそうになりました
以前見た花火大会は
息もつかせぬように大玉の花火が空に上がり
最初はあまり期待していなかった子供たちも
息を呑むように空に描かれる鮮やかな色彩に
釘付けになっていました
子供の瞳にはその花火は鮮烈な印象だったのでしょうね
そうしたものに見慣れている大人でさえ
感心して夜空を見上げていたのですから
夏のこの時分になると
その時の花火大会の話しが話題に上り
あまりにも鮮烈な物をみてしまったせいか
ちょっとした花火には
心惹かれなくなっている子供たちです
浜辺に吐き出された沢山の貝殻
その上に、足跡がついていました
過ぎ去っていくものは
やがて忘れられていき
その上を新しい人たちが歩いて行くことは
きっと人の習い
自分もそうして
先人たちが築いてくれたものの上を
歩いていることを思います
せめて感謝の気持ちを忘れずに
いられればと思います