・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

新鋭機の故障

2013年01月16日 | つぶやきの壺焼

最新鋭機と言われるボーイング787でトラブル続出。
米連邦航空局が787の基幹システムに関する包括的な調査に乗り出す見通しと報道されている。

あちらこちらにさまざまな故障が出るのは、基幹システムのどこかがおかしいと見てのことだろうと思うが、包括的調査で、細かい製作工程上の欠陥を発見できるのだろうか。

包括的調査の意味を訳文から想像するのは難しいが、設計から製作工程の末端まで、目の大きさの違うふるいを何段階かに使い分けて調べ上げていくのであれば効果はあるだろう。

こういう調査が、報告書やさらに強い規制条文など紙に書いたものを作るために、会議室やコンピューター画面中心に行われるのではないとは思うのだが実際はどうなのだろうか。
作ってほしいのは人間の乗る飛行機で、紙ヒコーキではない。

いちばんの原因は、製作に当たる人間の現場行動に気合いが入っていないところにありそうな気がする。
時間内だけ製作マニュアルに沿った作業をしていれば終わりというような工程進行では、また同じような散発トラブルが必ず出ることだろう。

コメント
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