・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

いちばん上を眺めてみると:4:泡盛

2014年01月09日 | つぶやきの壺焼

ウイスキーの次に頭に浮かぶのは泡盛です。
いまいちばん高そうな泡盛は、沖縄本島のX頭先端、美ら海水族館のある本部町の山川酒造が造る
【かねやま 40年古酒】 41度 720ml 税込 30万円
「ほのかでさわやかな香りと、やわらかな味わいが楽しめる日常酒にピッタリの泡盛」という宣伝文句が書かれていますが、値段だけは日常酒にピッタリとは言えません。

洗米の段階から八重岳の湧き水をたっぷり使って、静かに寝かせておき、香りと味を調えたのでしょう。
たしかに、よい泡盛の香りと味は、台湾で飲んだ本もののウーロン茶と、違うものでありながら共通の、毅さと静けさをもっている、そんな感じがします。

味覚は不思議なものです。
習い事などは、何度も何度も繰り返し覚え込むものですが、味覚は、繰り返せば繰り返すほど記憶が薄れるように思うのです。
ただ一度の味は、いつまでも忘れません。味だけでなく場所さえも記憶に残ります。
そういう機会には、これまでに 20年に一度ぐらいしか巡り会ってきませんでした。
もう一度、あるかないか。
「今ひとたびの」という、五所平之助監督、高峰三枝子主演の映画があったのを思い出しました。

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