絆、連帯感、多くの人が求めながらも、実に頼りない感覚表現です。
つながってさえいれば心が休まる、いつ何をされるかわからないのに街なかに出たがる人は、人ごみの中にいるだけで、つながりが保たれている気がするのでしょう。
生物は群れで生きるようにできているからでしょうか。
花でさえ、群れなければ勢いよく咲かないこともあります。
現代人は孤独を恐れすぎると思うこともありますが、群れているときの顔は、やはりどこか穏やかです。
独房と個室は、似たような場所、鍵が外からかかるか中からかかるかの違いしかなさそうです。