スマホ時代に生まれ育った子どもはダイヤル電話機を知りません。
年代別に使う電話機が違うと、子どもは、ダイヤル電話機を見れば数字穴を指で押します。
そんな話を聞いて、ダイヤル電話機の画像を探していたら、見つかったのがダイヤル式の壁掛け電話機でした。
壁掛け電話機は、箱型で側面にグルグル回す信号発信ハンドルが付いたものと思っていました。
恩賜箱根公園の湖畔展望館にもまだ残っていたのを思い出します。
それにダイヤルが付いているのです。
お、壁掛けにもこういう新型があったかと、写真を載せられたブログを読むと、これがなんと、プッシュボタンがダイヤル状に並んでいるものでした。
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電話は壁に向かって立って使うもの、番号は円く並んでいるもの、それは変えずに、押すだけで回さなくてもよくなった、これなら便利になったと思うでしょう。
実用品の形を急に変えてしまうのは、気まぐれデザイナーのお楽しみ仕事です。
使い慣れたものを少しずつ好くしていく、そんな余裕ぐらいは持っていて欲しい、あまりガツガツしないでと言いたいところです。