税金は、元気を沸き立たせ景気上昇に役立つ効果があります。
集められるものが、智恵を絞り、汗を流して働いて得たものの一部だからです。
あぶくゼニが税金の対象にならない理由は、税金の質が落ちるからです。仲間に入れてやってはいけないのです。
税金を、集めるだけのものと思ってしまうと、はじめに言った「役立つ効果」は出て来ません。
集めるまででは智恵半分、集めたものをどう使うかをしっかり考えるまで行って、ようやく智恵八分です。
あとの二分を埋めるのは、集め方の工夫です。
集める工夫と言うと、どう増やすかを考えがちですが、それでは、そこでまた集める工夫の智恵半分でしかありません。
消費税という、智恵を絞るには格好のものがあります。
いまのところ、増やすぞ増やすぞということしか、政治家の声が聞こえてきません。
できるだけ増やしていく、そのためには、何度も何度も増やすと言って、増えることがあたり前と思うように仕向けていく、そう考えているうちは、やはりまだまだ智恵半分です。
ためしに、消費税を予告なしに2%下げてみたらどうでしょう。
購買力は急上昇するでしょう。
次にいつまた上がるかという不安感を、そこで利用できるなどと考えるようではいけません。
それではプレゼントの値打ちが下がります。