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・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

法をバカにする国は 呆痴国家になりさがる

2014年11月29日 | つぶやきの壺焼

「いま忙しいからそんなことはしていられない」
すればよいことはわかっていても、面倒な場合、棚上げの言い逃れによく使う言葉です。
定形化しているこういう言葉には、ああそうですかと思っておくのが、世の中の習慣になっています。

こういう習慣は、ずぼらなのか、ゆったりなのか、どちらにもとれます。
望みを持つほうからすればずぼらですが、望みの度合いが薄くなればゆったりに変わります。
「同じことは一つのこと」と言われますが「同じことは二つのこと」でもあるわけです。

棚上げという方法も一つではありません。
棚の奥に置くか、手前の手の届きやすいところに置くか、手前にあればまだ望みは持てます。
どこに置くかは、だいじさの順序によるでしょう。

いくら忙しくても、めし抜きでも、徹夜でも、とにかくやってしまわなければならないこともあります。
だいじさの度合いはまた、何のために、誰のためにで濃淡が決まります。

国政も、利路盛善か、理路整然か、党のためか、全国民のためか、それによって、棚上げの位置は変わります。
法に違反していることがあれば、いくらなんでも棚の奥に仕舞い込むわけにはいきません。
違反の疑いどころか、判決が出ていれば、たまに取り出してほこりを払っておけば済むことではないでしょう。
司法をバカにしたそんな行為を、何食わぬ顔でされたのでは、エンマ様もいつまでも黙っていられません。
おれのやり方に文句があるかないかで投票しなさいなどと言い続け、鉄槌が振り下ろされるまで気付かないほど忙しくしていなければならないとすれば、高速道路とレースサーキットの区別がつかない、まことに危険状態にあると言えるでしょう。

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