・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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スポーツ選手の年俸

2014年12月19日 | つぶやきの壺焼

観客の大勢集まる競技の選手は、勤め人では一生かかっても得られない金額の年俸を獲得します。
年間ヒット3本でも、観客動員力があれば、年俸3千万円という人もいます。
1本1千万円という計算はしないほうがよさそうですが。

巨額の年俸に、腑に落ちにくいところはあっても、だれも抗議はしません。
制度がそうなっているからです。
しかし、制度は慣習が定着して出来上がっていくものですから、変えられないことはありません。

けた外れの金額から脱却する方法はあるでしょう。
たとえば、交渉は本人相手に限るということにすれば、手練手管で大きな金額をもぎ取る交渉人の手数料分が減るだけでなく、選手自身の心が反映されれば、全く違った水準に落ち着くことになるでしょう。

交渉人の仕事は、交渉ごとですから、選手の年俸交渉ができなくても、ほかにいくらでも仕事は自分でつくれます。
得意の交渉力で、自分とも家族とも交渉すればよいのです。

余った金はどうするのか、学校の施設改良、地域クラブ活動の振興、指導者の送り込みなど、行く先に困ることはありません。
数人の年俸分で、青少年育成にはるかに大きな効果が得られます。
子どもうちから力のついた選手が増えれば、外国人に頼らなくても観客は集められます。
外国人は、日本が好きで日本で暮らしたい選手がくれば、それでよいのではありませんか。

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