世代には、いろいろな呼び方があります。
1960年以降を20年ごとに区切って、その間に生まれた世代を、ジェネレーションX、ジェネレーションY、ジェネレーションZとする呼び方もあります。
ジェネレーションZの人たちは、生まれたときすでにインターネットがあって、さまざまな情報がいつでもすぐ手の届くところにあるという環境に包まれて育ってきました。
ジェネレーションY以前の人たちとの情報環境の違いは、ものごとの考え方に大きな変化をもたらしています。
電車の中で、空いている席に座ろうともせずにスマホに熱中し、紐抱っこしている赤ちゃんには、呼びかけどころか顔を向けることすらしないお母さんを見かけました。
生まれたときから何かを教えてくれるのは母親でなくスマホになってしまいそうなジェネレーションZの、次の世代は何と呼ばれるのでしょうか。
その人たちの時代には、ものしりは凡人で、ものしらずが珍重がられるようになるかもしれません。
ないことをあったように見せかける騒ぎのネタ作りも、X-Y式のカビの生えた手法となり、すでに腐れはじめています。