はっぽうさい、八宝菜は具材多々の炒めものですが、八方塞がりはどちらの方向にも動きのとれない、いまの日本の状況です。
呼び込んでしまった感染症ウイルスのおかげで、どこの国からも当分来てくれるなと言われそうになっています。
八方美人は、どちらにも受けをよくのつもりでいても、それが八方不注意の危険を抱えることになります。
八方に敵なく、世界中に信頼できる「諸国民の公正と信義」が等しく存在し、我が味方になりうるなどということはあり得ません。
八方に見分け見定めの目を光らせ、相手の出方次第で時に応じて明確な態度表明を発信しなければ、閉塞の壁は次第に厚くなりこちらにのしかかってきます。
八方の敵は、半分にしてもまだ四方にあるのですから。