・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

日々一連想:12 諸弱

2020年03月09日 | つぶやきの壺焼

海外には、地下鉄など怖くて乗れないというところもあります。
見知らぬ乗客が落とした硬貨の行方を気にしているうちに、財布をすられたという体験談も聞きました。

日本の国内では、大勢の人と一緒にいると、危険を感じません。
すし詰めの車内でも、痴漢偽装の悪いたずら以外は、息苦しくても危ないとは思いません。

その場にいることも、考えることも、皆と一緒なら安心、日本人は「諸」に従順、そして寛大、それが度を越せば依存となり、もろ弱くなります。
情報弱者は情弱と呼ばれますが、諸弱という集団性格もありそうです。

諸君と呼ばれて怒る人はあまりいません。
「諸国民の富」という本もあります。
「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と言われてしまうと、「諸」がどういう人たちであるか吟味もせずに、「われら」は「諸国民」を誰彼お構いなく信頼し続けられると思い込む人も出てきます。
その思いが一生消えずに終わる人もいます。

甘藷好きが多いのも諸弱の一面かと、ふとバカな連想もしましたが、イモには草冠が付いているのでした。
草冠、草食、草の根、諸弱、連想はまた奇妙な戻り方をします。

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