だいじなこと、すぐ始めなければならないことに手を付けずにいれば、時を逃がすことになります。
それがないようにするには、法にこだわる人が、やらない理由を立てられない法を作ればよいと思います。
遵法に徹するなら、やらない理由を立てられなくする、危機措置法という新法を制定すればよいでしょう。
国民の生命財産が奪われるおそれのある危機に、政府や行政の長に即刻の決断を義務付け、躊躇も逃避もできないようにする法律です。
危機措置法の執行には、場合によっては憲法を乗り越えなければならないこともあるとしておきます。
本来国民のためにある法律ですから、国民の生命財産より法が重要ということはあり得ません。
これまでの片意地な法律論や、沁みついてしまった常識にしがみついていては、いざという時の決断から逃げ回るネズミのしっぽを抑えることはできません。