作用する力が積に比例し距離の二乗に反比例するという、クーロンの法則と呼ばれる電磁気学の基本法則があります。
物理法則は実体があるところに成り立ちますが、実体のないことに何かの論をあてはめようとすると、それは空論になります。
産経新聞3月23日の「主張」に、「ウイルスと宣伝戦 中国は不毛な詭弁やめよ」という記事があって、「中国に何らかの幻想を抱く時代はすでに終わっている」と結ばれています。
いまの肺炎騒ぎは、どう見ても上質とは考えにくいチャイナ・ブレインに引きずり回されていて、宣伝戦はその一環ですから、それをこちら側の感覚で不毛や詭弁だからやめよと言ってみても、相手には通じない空疎な呼びかけに終わるのではないかと思います。
チャイナには幻想を抱かせるようなものはもう何もないのは事実ですから、この点では空論ではなかったと、ひとまずほっとさせられます。
それにしてもすることの激しさの割に、何かにつけ実行方法がいかにも子供じみているのは、おつむのほうが空に近い状態になっているのではないかと、空想に誘われているところです。
こうなると、心配よりあほらしさが先に立ちます。
一方国内では工場の閉鎖や稼働停止を迫られながら、チャイナに新しい工場の建設準備を進めている会社もあります。
社長さんはいったん空にした頭にどういう脳を詰め込んだのでしょうか。