・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

珍語X番勝負:27 BH

2020年12月29日 | つぶやきの壺焼

BH は略号、何の略号か。

ブラックホール、バイオハザード、いろいろ考えられるが、ここでは良くない見出し、bad heading のこと。

マス・メディアにとっては使われたくない、そんな言葉は決してはやらない。

この BH が、今日の新聞に三つもあった。

・『沖ノ鳥島調査 中国政府主導』
・『国賓延期 対中関係再考へ』
・『外交・経済に打撃 募る中国不信』

『沖ノ鳥島調査 中国政府主導』もし責められれば、日本の政府よボヤっとするなと言うつもりと、多分編集者は言い逃れるだろう。
しかし、中国政府主導という表現は、チャイナの政府がしっかりやっていると褒めているように読める。
とんでもない話で、要らぬことに手を出してきているということを、見出しで感じさせないのはどういうつもりなのか。

『国賓延期 対中関係再考へ』コロナをチャンスにご破算にと、なぜ働こうとしないのか。
再考へとは、いかにも未練がましい表現ではないか。

『外交・経済に打撃 募る中国不信』チャイナは、すでに不信の対象でしかない。
不信を募ると言ったのでは、それでは困ると言いたげな表現ではないか。

表現を責められたら、こういうつもりなどと言い訳ができるような、いや、はじめから言い訳半分のような、これでもS新聞の記事か。

こんなところから、ズルズルと気が緩み、ニタニタへつらい顔を見せて、悪魔を喜ばせることになる。
新聞の見出しは、姿勢の見せどころ、しっかりしてほしい。

もし、言われなくてもわかっているなら、こんな見出しを書くな。

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コメント
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