リゾートホテルの部屋などによく見かける、4枚の板を組み合わせて、いろいろな形を作るパズルがある。
「旅のひとときをお楽しみ下さい」と書いてある。
シルエット図形の見本がついていて、しばらくはそれで楽しめる。
だが、見本にある6種類の形が出来てしまうと、もう一度手をつけようとしない。
こうなると二度三度やってみようとは思わない。
形を作る上での原則を一つ掴んでしまえば、何回やっても簡単にできてしまうので面白くなくなる。
おすすめの文句のとおり、楽しめるのはひとときなのだ。
スポーツや芸事のように、どうすれば巧くいくのかわかっていても、そのとおりにはなかなかできないものなら、何度でも繰り返し試そうとするのだが。
売店で同じものを売っていても、買って帰ろうとは思わない。自分で作ってみようとも思わない。かといって、新しい図形を考えるほどの興味も湧かない。
わかってしまえば、そのあとのことは、魅力の材料にならないのだ。
ゲームは、意味のない、わかる必要のないものほど、面白くないと思いながらはまり込むものらしい。
「旅のひとときをお楽しみ下さい」と書いてある。
シルエット図形の見本がついていて、しばらくはそれで楽しめる。
だが、見本にある6種類の形が出来てしまうと、もう一度手をつけようとしない。
こうなると二度三度やってみようとは思わない。
形を作る上での原則を一つ掴んでしまえば、何回やっても簡単にできてしまうので面白くなくなる。
おすすめの文句のとおり、楽しめるのはひとときなのだ。
スポーツや芸事のように、どうすれば巧くいくのかわかっていても、そのとおりにはなかなかできないものなら、何度でも繰り返し試そうとするのだが。
売店で同じものを売っていても、買って帰ろうとは思わない。自分で作ってみようとも思わない。かといって、新しい図形を考えるほどの興味も湧かない。
わかってしまえば、そのあとのことは、魅力の材料にならないのだ。
ゲームは、意味のない、わかる必要のないものほど、面白くないと思いながらはまり込むものらしい。