南無煩悩大菩薩

今日是好日也

塞翁が馬。

2005-02-19 | 日日是好日。
さいじいちゃんは それはそれは立派な馬を飼っていました。

ある日、とんだ災難にあい、馬が怪我をしてしまいます。

仕事が出来なくなり、さいじいちゃんはとても困ってしまいました。

戦争をしていたじいちゃんの国では、他の家の馬は全部、戦争用に借り出されてしまいます。
さいじいちゃんの馬だけは、怪我をしていて役に立たないので連れていかれませんでした。

やがて戦争が終わると、馬の怪我はじいちゃんの看病のおかげで治りましたが、他の家の馬は全部戦争で死んでしまいました。

さいじいちゃんの馬の話。

人間万事 塞翁が馬。

同じような言葉に、雨降って地固まる。怪我の功名。
などもありますが、どれも災い転じて福となすことの例え。

ダイナミックに何が起こるかわからないから、人生楽しい。

今日の災いや、苦悩は、明日にはきっといいほうに転ぶだろう。

勝負は下駄を履くまで分からない。
居なくなるまで分からない のが親のありがたさ。
掻いてみて始めて分かる 恥の意味。


やるだけのこと。できるだけのことをしたなら。
あとは なるようになる ならんようにはならん ちゅうことですな。

棺桶に足突っ込むまでは、どっちに転んでも。・・ま。万事塞翁が馬ですわ。
機嫌よう いきましょか。
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