この思いを我が同志にささげる。
亀はスキンヘッドだ。
だからという訳では全く無いが、禿頭は寒暖の差が著しい。
毛のある諸君には全くもって未開の地の如く激しい。
考えてみてほしい。おびただしい毛根の表面積が丸裸で温度を感知するのですぞ。
さえぎるもの無し。
初心者は間違いなく風邪をひく。
この夏場もまた強い直射日光と冷房のおかげで、禿族の生息環境は、体感温度の急激高低差、酷暑酷寒の壮絶なる条件下におかれる。
設定温度25度の冷房下であったとしても、冷風にさらされる禿頭の表面温度は瞬間10度を下回る。戸外気温30度であったとしても、照りつける日差しが常体温度との相乗効果を飛躍的に一気に高めその温度は瞬間値45度を大きく超える。
あの生育不毛の地カラハリ砂漠の環境に似たものとなるのだ。
冬場はこの超常現象の逆バージョンが待ち構える。
料理に例えるなら、〆るために熱く焼かれて氷水に放り込まれるアレや、アイスクリームが高温の油で揚げられるアレが、日常繰り返されるという非業さ。
試しに強冷房下に3時間以上生息する禿族の「その部分」を触ってみたまえ。
ひんやりアイスノン、を彷彿とするはずだ。
炎天下で3時間以上徘徊した禿族のそれは、朦朧と立ち上がる蜃気楼の如く、熱が憤懣やるかたなく立ち上っているはずだ。
・・・触る勇気があればの話しだが。
亀は変温動物だ。
寒さ暑さのこれほどの変化に適応するには、ある種の変温動物的変態性が欠かせない。
変温動物の行動は、恒常的・持続的活動を自らは産み出せない。
又、その時のチャンスを逃せば何時又やってくるかもわからない。
為に、チャンスと行動の効率化を最大限化しようとする。
変わってる。日和見。すけべ。鈍感。稼ぎがのろい。酔っ払い。
私を責めないで。
禿を責めないで。
亀を責めないで。
と言いたい。
過酷な生存環境に適合しようとしているいじらしい姿なのだ。
通常の毛生え族の諸君は、これを現実と捉えるだろうか?
はたまた、訳の判らない禿の言い訳の独りよがりと捉えるだろうか?
私は亀がいとおしい。そのステップがいとおしい。そののろさがいとおしい。
禿にして。始めて判る禿のいとおしさもあるのだ。
だから私は思う。見かけや行動だけで人を笑わないでと。
なんといわれようとも、私は。亀が。禿が。好きだ。その耐えてる姿が好きだ。
そんな亀にも物語がある。
そんな禿にも物語がある。
こんな私にも物語がある。
その一歩はのろいけれども着実な一歩となるのだ。
亀はスキンヘッドだ。
だからという訳では全く無いが、禿頭は寒暖の差が著しい。
毛のある諸君には全くもって未開の地の如く激しい。
考えてみてほしい。おびただしい毛根の表面積が丸裸で温度を感知するのですぞ。
さえぎるもの無し。
初心者は間違いなく風邪をひく。
この夏場もまた強い直射日光と冷房のおかげで、禿族の生息環境は、体感温度の急激高低差、酷暑酷寒の壮絶なる条件下におかれる。
設定温度25度の冷房下であったとしても、冷風にさらされる禿頭の表面温度は瞬間10度を下回る。戸外気温30度であったとしても、照りつける日差しが常体温度との相乗効果を飛躍的に一気に高めその温度は瞬間値45度を大きく超える。
あの生育不毛の地カラハリ砂漠の環境に似たものとなるのだ。
冬場はこの超常現象の逆バージョンが待ち構える。
料理に例えるなら、〆るために熱く焼かれて氷水に放り込まれるアレや、アイスクリームが高温の油で揚げられるアレが、日常繰り返されるという非業さ。
試しに強冷房下に3時間以上生息する禿族の「その部分」を触ってみたまえ。
ひんやりアイスノン、を彷彿とするはずだ。
炎天下で3時間以上徘徊した禿族のそれは、朦朧と立ち上がる蜃気楼の如く、熱が憤懣やるかたなく立ち上っているはずだ。
・・・触る勇気があればの話しだが。
亀は変温動物だ。
寒さ暑さのこれほどの変化に適応するには、ある種の変温動物的変態性が欠かせない。
変温動物の行動は、恒常的・持続的活動を自らは産み出せない。
又、その時のチャンスを逃せば何時又やってくるかもわからない。
為に、チャンスと行動の効率化を最大限化しようとする。
変わってる。日和見。すけべ。鈍感。稼ぎがのろい。酔っ払い。
私を責めないで。
禿を責めないで。
亀を責めないで。
と言いたい。
過酷な生存環境に適合しようとしているいじらしい姿なのだ。
通常の毛生え族の諸君は、これを現実と捉えるだろうか?
はたまた、訳の判らない禿の言い訳の独りよがりと捉えるだろうか?
私は亀がいとおしい。そのステップがいとおしい。そののろさがいとおしい。
禿にして。始めて判る禿のいとおしさもあるのだ。
だから私は思う。見かけや行動だけで人を笑わないでと。
なんといわれようとも、私は。亀が。禿が。好きだ。その耐えてる姿が好きだ。
そんな亀にも物語がある。
そんな禿にも物語がある。
こんな私にも物語がある。
その一歩はのろいけれども着実な一歩となるのだ。