風?
吽。
仁王さん。といえば運慶さんが有名ですな。
鑿と槌のアーティスト。
彫るのではないと言ったそうな。
既に木の中に居る仁王さんを掘出すのだと。
ここ彫れワンワンと、木がささやくのであるそうな。
天賦の才。とは斯くのごときか。
アウラを感じさせられるのは、そのプロセスも特異なんだろう。
計算されたものは、所詮我々の想定範囲内。ということか。
もしかしたら、本物のオーラは、なにそれ?
というところからやってくる?
一時期のオーラがいとも簡単に無くなる人や、作品、出来事に会う時がある。
出来上がったプロセスに特異性がなかったのだろうか。
それとも、特異性を見失ったか?見間違ったのか?
それは。見る側。受け取る側。感じる側のセンスも試されている。
・・・なにそれ?
風?
あ。吽。