哲学者のアリストンは、「禿げ頭」とよばれていた。
話によると彼は日射病で死んだという。
「いったいなぜ、アリストンよ、あなたは年老い、頭は禿げているのに、額を太陽に焼かせるのか?だから、あなたは必要以上に暖かいものを求めて、はからずも死という本当に冷たいものに出会ってしまったのだ。」-ディオゲネス・ラエルティオス-
東洋の尊者も西洋の哲学者もアプローチは違えども、近似点は多い。
びんずるさんは、身体中触りまくられる親近の尊者である。
頭はよく撫でられるのでピカピカだ。
かしこまって、まつりあげられる先導者より、私はやっぱり、アリストンさんやびんずるさんのような飾らないキャラクターに惹かれる。