「学問的体系に基づいた高度な技能を依頼人の為に活用して成果を出し、対価として報酬を得る。それを倫理感が裏打ちしている」-古代の聖職者に始るプロフェッショナルの定義-
誰でもそれを生業とするものはその道の精通者となるべく研鑽を積むでしょう。
そして其の努力と成果を社会に活かすのは、それに報酬をあたえる消費側の行動です。
よい民衆から良い指導者が生まれるように、審美眼のある観客がいてこそ、演じる側の所作も洗練されていくというものです。
もちろんプロフェッショナルを育んだり雇ったりするにはコストがかかります、しかしプロの報酬が高いと思うなら、ためしにアマチュアを起用してみればわかりますが、終いには「安物買いの銭失い」を実感するはずです。