南無煩悩大菩薩

今日是好日也

自発性の個体差。

2015-03-25 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

‘自発性には個体差が大きいという観察がある。

同じ親から生まれた子どもでも、それぞれの自発性がずいぶん違う。この違いは一生続く。

バクテリアを使った実験で、全く同じ遺伝子DNAをもったバクテリアでも、各個体ごとに泳ぎの自発的方向変換をさかんにするのと、なかなかしないのとがある。この違いは各バクテリア細胞で一生続く。

自発性の大きさは各個体の特性であり、また、その個体がどのくらいの数の集団の中にいるかで違う。

ヒトの場合とよく似ていて、生き物の自発性全体に共通の性格かもしれない。’-生物物理学 大沢文夫[機」寄稿より-

個体差があるにしても、「自発、率先、動機づけ」これらの言葉の意味するのは、自分自身以外誰にも「ない」現象だということだ。
コメント (2)
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