(photo/Stephen William Hawking)
スティーヴン・ホーキング博士が、3月14日に76歳で亡くなった。
博士は1963年に21歳で難病のALSであると診断され、あと2年しか生きられないと考えた。
そのとき、博士は次のように述べたという。
「驚くことに、わたしはこれまで以上に現在の生活を楽しんでいることに気づきました。わたしは自分の研究を進め始めたのです」
寺田寅彦博士はこんなことを述べている。
「健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。瀕死を自覚した病人が万一なおったらという楽しみほど深刻な強烈な楽しみがこの世にまたとあろうとは思われない」
たとえ深刻であったにしても、その状況を受容し、それを反転すれば違った側面としての楽しみが必ず存在している。
そう追求した人々の考えに触れることは、大いなる救いである。
スティーヴン・ホーキング博士が、3月14日に76歳で亡くなった。
博士は1963年に21歳で難病のALSであると診断され、あと2年しか生きられないと考えた。
そのとき、博士は次のように述べたという。
「驚くことに、わたしはこれまで以上に現在の生活を楽しんでいることに気づきました。わたしは自分の研究を進め始めたのです」
寺田寅彦博士はこんなことを述べている。
「健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。瀕死を自覚した病人が万一なおったらという楽しみほど深刻な強烈な楽しみがこの世にまたとあろうとは思われない」
たとえ深刻であったにしても、その状況を受容し、それを反転すれば違った側面としての楽しみが必ず存在している。
そう追求した人々の考えに触れることは、大いなる救いである。