南無煩悩大菩薩

今日是好日也

さけのみの太平楽

2018-03-31 | 酔唄抄。
(gif/source)

‘酒なくして、なにがこの世のさくらかな’とは昔から"さけのみ"の常套句のひとつ。

大先輩のさけのみの先生はトイレに立つたびに、‘税務署に行ってくる’が口癖であったが、あの世には何も言わず旅立ってしまった。

私も便乗し‘確定申告に行ってくる’と言うようになってきた。ビールが一番税率が高いようだが、やはり、払う量も頻繁である。

また、‘酒が肉体(からだ)によくないのは判っている。だが、素敵に精神の助けになるのは争えない。自分は肉体と精神とどちらを愛するかといえば、言うまでもなく精神を愛するから酒は止められない’というような先生がいたり、

また別の先生は‘初鰹は女房を質に入れてでも食う’などという向こうを張って、

‘酒さえあれば、天国などは質に入れてもいい’と毎日酒を飲んでは太平楽を言っていたそうな。

さけのみのグラスの中にはそれぞれの‘シュール’なるものが存在する。
コメント (2)
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