南無煩悩大菩薩

今日是好日也

コンポジション。

2006-06-10 | なんとなく落書。

どうだい?

うまくいってるかい?


ん~。いまいちなのよね。

どうしてもしっくりこないの。



わたしに問題があるのかなぁ。

成り立ちがまずいのかなぁ。


案外単純なことで解決するもんじゃないかな?

あせることでもないよ。



それがね。複雑なのよ。

私では手に負えないって感じ。


そこかもしれないなぁ。

手に負えないって感じが物事を複雑にしている。



そうね。そこのところはなんとなく判るような気がするの。



いっそのこと。壊してみたら?


なにそれ?どういうこと?



つまりさ。学習解除の学習だよ。

君の考えを構成してる要素そのものを間違いとみなすことさ。

何かを学んできたということは何かを学ばなかったということでもある。

アンラーニングのすすめ。とでもいうのかな。


なるほどね。それは気持ちよさそうね。



そうだろ。今まででもない。これからでもない。

抜け落とすことによる自由。みたいなもの。


楽しそう。やってみるわその遊び。



ん。面白いとおもうよ。


・・・・・。


世の中に交わらぬとはあらせねど。一人遊びぞ我は勝れる。
-良寛さん-

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風と吽形。

2006-06-05 | つれづれの風景。

風?

吽。


仁王さん。といえば運慶さんが有名ですな。

鑿と槌のアーティスト。


彫るのではないと言ったそうな。

既に木の中に居る仁王さんを掘出すのだと。


ここ彫れワンワンと、木がささやくのであるそうな。

天賦の才。とは斯くのごときか。



アウラを感じさせられるのは、そのプロセスも特異なんだろう。

計算されたものは、所詮我々の想定範囲内。ということか。


もしかしたら、本物のオーラは、なにそれ?
というところからやってくる?


一時期のオーラがいとも簡単に無くなる人や、作品、出来事に会う時がある。

出来上がったプロセスに特異性がなかったのだろうか。

それとも、特異性を見失ったか?見間違ったのか?


それは。見る側。受け取る側。感じる側のセンスも試されている。



・・・なにそれ?

風?

あ。吽。
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夏草。

2006-06-03 | つれづれの風景。

夏草やつわもの共が夢のあと。


なんと申すか。ここは平城京跡でござるぞ。

見んか。民家が建っておじゃるぞよ。


夏草もまだこの時期には背が低いのう。

愚禿も草の賑わい・・。

と洒落込んでみるか。


・・・しかし禿殿。

潜んでおられますのは・・もしや厠の跡ではございませぬか?

お!そうであったか。

これでわしにも 運 が向かってくるかもしれんのう。

ひとときでも、つわものになってみたいものよ。


お。やぶ蚊に刺されたわい。

禿どの。刺された後が・・・かぶれてきておりまするぞ。


やぶ蚊でかぶれてきおったか。もうわしは、やぶれかぶれ になるぞよ。

は・・禿殿。・・・。


・・・。


自分で申すのもなんでありますが・・。

・・・威厳ゼロ。つわもの遠し・・・。

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芸子。

2006-06-01 | 日日是好日。

田んぼに水が張られて。

夜の帳が降り始めたとき。

その風物詩がはじまる。

梅雨に霧むる前の。

苗のそよぎの薫風の後。

無姿有声の幕が開く。

前途有為の序詞。

水陸両用の結節点の謳歌。

その調べを荘厳と言わずにおれようか。

役者は揃った。

なんと鳴く?

ゲーコ。ゲーコ。ゲーコ。

・・・・。


おたまじゃくしは蛙の子。

兄弟の見分けは付かないが、子供と大人の区別は確実だ。

人には真似のできない芸当。突然変異。変態性高気圧。


ホレ見てみい。聞いてみい。

芸子稽古。ゲーコゲーコとボクには聞こえた。


帰り道の啓発。

かえるが鳴いている。
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