練習最後に、ハムちゃんありがとう。

　娘が小６最後の大きな大会の１ヶ月前にケガをしてしまった。
　悲壮な気持ちで医者に行くと、治療しながら、
　「指導者は練習で追い込むばっかりで、ストレッチしっかりいれないんだよね」
　と言われ、「そうなんですよー」とただの母親になりすまし、その場をやりすごした。

　大切な試合の前の故障はわたしの責任。後悔、後悔。

　それからストレッチ、マッサージのことを調べ、今日にいたりますが。

　子供達どれだけきちんとストレッチしているのかな。
　ストレッチって面倒くさがって、高校生だって意識しない子はきちんとやらないものね。
　朝練の時はそれなりの時間を割いて、ポイントを説明しながら一緒にやりました。
　最初は隣の子とべちゃべちゃおしゃべりしているから、自分の体とおしゃべりするように、などとやり方を説明し、さらに、説明が昂じて、体を動かす脳の仕組みまで言及したけど、子供達どこまでわかったかな？　フンフンとわかった風の顔でまじめに聞いていたけど。

　夜練の時は十分な時間とれないだろうから、そのまま家に帰って、体のケアしていないんでしょう。即うちに帰って、おしまいなんだよね。娘がそうだったからわかります、みんなの状況。
　
　練習前のストレッチは、「筋肉さん、これからわたしの気持ちに従って動いて下さい、ヨロシク」という気持ちを込めましょう。
　練習後は、「筋肉さん、がんがってくれてありがとう」、の気持ちでやろう。
　特に太もも裏のハムストリングス筋は入念に。

　以前にトレーナーから聞いた話。
　筋肉は太い生ゴムみたいなもので、水分が不足すると、筋肉は日に当たって乾いたゴムみたいになってしまうと。なーるほどすごくわかりやすい。
　柔らかな筋肉を保つために水分不足にも気をつけよう。良質の水分にたっぷり身を浸すような感覚で。喉乾いたーと思ってから飲むのでなく、早め、早めの水分補給をネ。

　日曜練最後に再確認のためにストレッチを一緒にやった。
　子供達のほうから「筋肉さんに感謝の時間ですよね」と声があがり、ストレッチのイメージは頭に残っていたみたいでヨシヨシ。あとは実行ですね。特にこれからの時期、あたたかくなったからアップできているような気になって、いきなりダッシュして肉離れなんてことがあるからね。ストレッチ忘れちゃだめだよ。