バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

先手必勝!

2008-04-11 23:49:45 | バネ
4/11のバネ

 小学生には宿題記録ファイルを渡した。
 「宿題どこだかわからなかったから、やってきませんでした」、なんて言い訳は通用しませんよ。 ファイルなくしたって、第二の言い訳でかわしてきても、それは認めないからね。先に言っておきます。

小4算数
 大きな数を学習。漢数字を算用数字に直す時ミスが多くなります。少し時間をかけてマスを使って説明した。理解はできたけど、定着していない。次回はテスト形式でもういちど学習し定着を図ろう。

小5算数
 小数を学習。10倍、1/10倍するとき、小数点の位置を移動する点がどうもうまくいかない。移動した結果、00.5や15.320と表記してしまう。小4の大きな数と同様に、0の処理が難しいのですね。

中1
 テストが終わった気になっていたら、中1数学がまだ残っていた。こちらは忘れていても、生徒はすっかりその気で、張り切って入室してきた。
 テストを終え、残り時間は英単語習得法を伝授した。法と言っても、なんてことはない。声に出しながら書く。それもアルファベットを言いながら書く。こうするとフォニックスが身に付きます。半年もすれば、音声からスペルがわかるようになるから、だまされたと思ってやってごらん。
 40ほどの単語発音練習し、それの書く練習は宿題にした。

中3
 数学の最初は計算が続きます。だから少し頑張れば、テストの点数あがります。中2までで成績低迷している人でも、中3数学で上位に躍り出て、それで学習に勢いづいた例はたくさんあります。そうなるといいですねー。だから今日は数学の先取り学習に全勢力つぎ込みました。とにかく少しでも先へ進めておきたい。少しでもクラスメートより先をやっておいて、余裕もって学校の授業に参加させたい。数学が突破口だから。



失敗も導く

2008-04-11 06:44:39 | バネ
4/10のバネ

 テストは全て終わり、ようやく本格的授業が始まった。
 結果は月末。受験生にとっては、恐らくガーンという結果でしょう。早めに強く頭を打ち、受験レースに真剣に入り込めるためのテストです。ガーンのあとに「このままではマズイ」となるのが普通ですが、「まっ、いいか」となってはテストした意味がなーい。そんな子は背後にはりつきですね。
 小6は倍数と約数を学習。
 最初に新テキストとノートの使い方を説明したので、1回の授業でそれぞれの文章問題までいかなかった。最小公倍数、最大公約数を計算で求める方法は次回に回し、今回は非受験生の内容までをカバーした。
 進んだ部分の復習は全て宿題ですよ。受験学年だから、いっきに宿題増えたけど、最初からいい加減にやらないように。

 中2の私立生は、途中でテストが終わったので、一次関数を学習した。
 直線の式を求めるまで進んだ。一次関数は大事だよ!と言いながら始めたけど、「なーんだ、簡単じゃん」って顔していたけど、まだまだここは入り口。今日まで進んだところはこの単元のツールです。次回は図形と組ませた応用に入り、頭をシャキーンとさせてあげよう。

 絵画教室がサークル化した、初日。
 楽しみだった野外スケッチは雨天で来月に延期。
 前回の人物画のチェックを受けながら、「色の固まりで捉え、自分でいいと思った色を自信をもって置いていくように」と背中を押される。今の自分に丁度いいアドバイス。さすがです、先生。生徒が入り口のどの辺にいるのか、それにふさわしい助言をする。
 指導者の中には、自分が試行錯誤して通った道を忘れ、いきなり自分の知るゴールに導く事がある。バドミントンなんかではよく見る構図です。こうすれば勝てるでしょと、基礎作りやそこまでの通り道を一気にワープした指導。目先の成果は出ても、長い目で見るとね・・・。
 絵の先生は、生徒が見えてきた頃に適切に導こうとする。また、言い過ぎない。失敗も導く。
 今回も人物画に挑戦することにした。1年前に「人物は早いよ」と言われたけど、言われなくなったし、描きたい気持ちは人物に向かってしまう。
 他の仲間を指導している先生をデッサンしようとするが、動きが止まらずなかなかデッサンできない。そんなことをしばらくやりながら数枚描くと、動きの一瞬をざっと捉えたデッサンを指して、  「これがいい」。
 見ながらしっかり描くと線に説明が入ってしまう。一瞬を捉えたら、スケッチブックを見ないで一気に描けばよいのだ、とのこと。
 なーるほどね。
 わたしがさっきから先生をデッサンしようとしているのを知って、わざとポーズをとらなかったのですね。
 やはり、すごい。