火曜に小6と中3を対象に行われた、全国一斉学力調査。
こどもたちどうだったでしょう。今日小6と中3来るから、あとで感想聞いてみます。
問題見ましたが、見た途端、だいじょうぶ?と思いました。
問題文読まない、設問すら読まない子増えてます。文章が3行以上にわたると読むの「めんどくさーい」となるのです。そんな子は、設問がついている箇所の近辺をざっと読み答えるわけですから、合うわけないでしょ。これは特異な例ではなく、結構います。文読むの拒絶してしまう子。文科省は活用力をのばすつもりみたいですが、そもそも45分間、じっと読み、考え続けたかどうかも確認して下さい。
問題の傾向は、文章検定の出題に似ていますね。
さて、娘が通う私立中では、同時期に業者テストを行いました。
国語の問題文は、最近ドラマで話題になった「一瞬の風になれ」からだったとのこと。文章の内容にどんどん引き込まれ、テストやりながら、文章を味わったそうです。つい時間を費やしてしまい、残り時間少なくなってしまい、しまった!となったそうですが、次の古文もおもしろかったそうです。テスト後、皆口々に、本買って読もうと言っていたそうです。
テストも教育のうちですから、こんな問題文があってもいいと思います。
私が中学生のとき、国語のテストで「暗夜行路」の一節が出題されました。その晩暗夜行路全文を読み、その後しばらく志賀直哉にはまりました。
今の中学生達、文豪の作品だったら同じように食いついてきたかな?
中学生の心の隙間に入り込むために、多少迎合するのもありだと思いますが。