バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ダニ退治大作戦

2008-06-25 06:54:13 | 川上犬
 バンの体でマダニが大発生。
 こうなっては仕方ない、のみ取り薬を首の後ろに垂らすしかない。
 でもあの薬は、匂いが強いのか、垂らした途端に暴れ回って、数時間は目に焦点あわないくらいおかしくなるから、この1年使えなかった。しかし、もうマダニの被害は止められない。
 ネットで調べると、ホームセンターで売っているのみ取り液でなく、獣医から買うのはそんなことにはならないということがわかった。そういえば、以前は獣医で買っていたのに、最後に使ったのはホームセンターで買ったやつ。
 獣医で1回分購入。1680円。やっぱりホームセンターのより数倍高い。
 さてこれをどうやってつけるか。
 首の後ろに何かしようとすると、以前のいやな記憶があるから暴れて逃げまくるにきまってる。
 「今日は絶対薬つけるからね」と心に誓ったから、もう朝からただならぬ気配を察知して、さっきからずっとびくびくしている。
 どうやって、首の後ろの毛をかきわけ、2秒ほどじっとさせられるか。
 バンに気づかれないように家の中で1680円の薬の封を切る。
 「薬つけるぞ」という気持ちは読まれるから、「さて庭の草でも取るか」という行動とは別のフレーズを心で繰り返しながら、着々と準備する。
 それでも変な空気を感じているバンは、「なんか怪しいぞ」という顔して、遠巻きにしていつもでダッシュで逃げられる体勢とっている。これで失敗したら1680円がー。
 そうだ、散歩だ。
 左手に散歩用リードを持つと、途端に「サンポ、サンポ」とバンはルンルンしてしまった。さっきまでの警戒心は吹っ飛んで、ハッピー全開。バンは、微細なことに気を払う余裕がなくなり、私の心を読むことも、右手に隠し持っている薬をチラ見しても、情報が脳に届かず、見事処置成功!
 単純なもんだね。犬って。
 でもこれで散歩行かなきゃ、次この手使えなくなるから、仕方なく炎天下の午後2時、行きましたよ、散歩に。