バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

説明する人、聞く人

2008-06-28 07:04:20 | バネ
 ホワイトボードに書きながら説明する。
 小学生は飽きさせないようにイラスト入れたり、例え話で引き込むようにしているが、中学生になるとそんな小細工使わず、普通に説明します。
 聞く方はいろんなスタイルがあります。
 1.「へー」、とか「なるほど」といちいち漫才みたいに相づちうつタイプ。
 2.これから言おうと思うことを、先取りでつい質問しちゃうタイプ。
 3.ガンガン、メモするタイプ。
 4.じっと目を見て聞き続けるタイプ。
 さぁ、どれがいいでしょう。
 指導の成果からすると、全部混在がベストです。
 それぞれの役割があり、部分拡大説明や、必要に応じた足踏みができ、生きた説明になります。
 昨日の中1クラスでのこと。聞きかた混在クラスに説明したあと、次のコマで同じことを一人に説明したら、やはり理解度からみると、混在クラスに軍配が上がりました。
 ただ気をつけなければならないのは、4のじっと聞くタイプです。すっごいまじめに聞いていると思うと、実は寝ていたということ何度もありますから。目はこちらを向いていても、頭は寝ているのです。身動きしない時は危ない。本当に気持ちが入っていると、顔が固定しながらも、手足が自在に動いています。
 単元最初の説明で居眠りしたために、そのあとずーっとその単元苦手になることあるから要注意です。もっと危ないのは、ガンガンメモっていると思いきや、漫画書いてたなんてことも。説明に乗ってくると生徒の聞き方を気にとめないで進んでしまうときありますが、たいていそんなときは「あれもうこんな時間。今日早く感じる」と言われるから、、聞く方も乗っているみたい。でも、偽3番、4番が混ざっているかもしれないよ。自分のことなんだけどね。聞く時きちんと聞いておかないとソンするのは自分でしょ。
 そんな子達に説明聞かせ理解させるのが私の仕事ですが。