バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

人を招く力量

2008-08-13 18:30:04 | Badminton
 大会と夏期講習が入り乱れる怒濤のような数日間。
 巷はお盆ですね。提灯持った人が近くの寺から出てきました。
 心の中でご先祖様に手を合わせます。
 中学生の大会は、地区大会から全国大会までを1ヶ月間に凝縮しているから大変です。なのに、関東と全国の間に別の大会が挟まっているので、さらにぎゅうづめ状態。
 そんな中、小学生も頑張っています。6年生の一部は秋の全国大会の県予選。そして一部は埼玉県チーム主催の合宿に参加。で、昨年は顔をだせなかったので今日は合宿組の方に行きました。
 ABC大会の直前なので、試合経験の少ないBCクラスの選手にとっては貴重な2日間となりました。いろいろなタイプの相手と試合することで、少しは試合慣れしてくれたかな?
 小さい子の参加が多く、へーと目を見張るようなちびっこプレイヤーもいましたが、小上手い選手もチラホラと。ミニ大人です。振る舞いや、ラケットワークが大人風で、これは大人と打ち合っているなと思わせる選手です。案の定、後ろに深く押すとカットで逃げてきました。野田ジュニアのみんなは、まず声出しと、フットワーク練習の徹底!あるのみ。ちょっと元気なかったぞー、来年を担う選手達。
 野田ジュニアもオープン大会や合同練習会開かないといけないね。いつもお邪魔するばっかりじゃね。


最後の締めは温泉で

2008-08-11 22:20:47 | Badminton
 3日間、中学生の関東大会で家を留守にした。
 もちろんバンは留守番。
 大会があった伊勢崎からの帰り、途中試合の疲れをとろうということになり温泉に立ち寄った。
 温泉なのか、暗いからよくわからないけど、その建物は北関東の田舎の、高齢者福祉センターの一角にあった。
 辺り一帯の電気は消え、本当にここで大丈夫?と到着すると、先を走っていた夫の車が駐車場に確かにあった。
 一箇所明るくなっているところから中に入ると、もう終わりですと係のおじさんが出てきた。夫の車に同乗していた中学生が本日最後の客で、最後の15分でざぶっと風呂に入っていた。
 せっかく来たのに入れなくて残念、無念。
 なんだか味のある施設で、入り口に「カラオケ歌い放題、ポップコーンつかみ取り」とマジックで書いた看板が置かれていた。温泉基本の瓶牛乳が縦にスリットが入った販売機で売られていたり、温泉歌手のポスターが貼られていて、ここはさりげに卓球温泉の雰囲気。
 匂いも、別所温泉とは違うけど、そのへんのこざっぱりした日帰り温泉の人工的な香りとは違い、天然鉱物の匂いが立ちこめている。
 脱衣所をのぞきに行くと、これまたこの手の温泉セットと化している、腰の曲がったおばあちゃんも最後の客として身支度を調えていた。さっきまでよれよれだったのに、すっかりつるりんぴかりんフェィスに変身した娘が、「相染閣みたいだったよ。肌なんかつるつるになるよ」とうらやまし一言をささやいてスッと横を通り過ぎる。いいねー、今度ひっそり来ましょう。
 掃除当番のおじいちゃんの訛りを聞き、温泉の香りに包まれ、何とも体の力が抜けていく空間でした。3日間頑張ったご褒美と言ってはあまりにもささやかです。眠いのを必死にこらえながら、気持ちよかったと、気配りを欠かさない娘達がけなげな夜でした。
 大会の3日間はいろいろありましたが、またそれはあらためてということで。



今は中間地点

2008-08-08 06:18:05 | ライフスタイル
夕方バネを終え,翌日の準備やらで気ぜわしいので,娘と、同級生を連れて夕食は外食することにした。
最近,外食していないような気がする。
遠くまで行く気しないので,近場ですませる。
前回来たとき,これでもかこれでもかとまずーい料理のあげく,最後にぬるーいコーヒーを出したイタリアンの店はガラガラ。やっぱりね。
その隣の店に入る。
意外と店は空いていて,ゆったりした気分でいたが,徐々に混雑しがやがやし始める。
あれもこれもと忙しい夜,食事という一つの仕事から解放されて,少しゆったりできる,非日常の時間。
食べ始めて間もなくすると,隣の隣の席に老夫婦が座る。
とても品が良い夫婦。店に慣れている感じからして、夫婦二人だけの生活だから,夕食はいつもこの店ですませているのかな、と思うほど店員さんともフランクな様子だった。
二人ともこざっぱりした服装だけど、おばあさんの方はきれいに化粧しているから、もしかしたらあのお二人にとっても今晩はプチ特別な時間だったのかもしれない。
その奥には,やっとお座りできるくらいの赤ちゃんを連れた家族。
あんなときあったなー。部活早く終わったから今日は外で食べようと言われ,イソイソとでかけた。なんでもないファミリーレストランでも、こうして家族でゆったりできることが非日常であり,幸せな時間であった。そんな瞬間を思い出す光景だった。
過去と未来を覗いたレストラン。

ありそーと思わせるが勝ち

2008-08-07 10:18:09 | バネ
 中1数学
 方程式、食塩水問題。
 苦手な人多いけど,ビーカーを必要個数書きそこに数字を当てはめていくだけで完全に解けます。だからコツがわかった人は,食塩水問題は簡単だねーとなりますが、うまくいかない人に理由は2つありました。
 まず一つ目。
 蒸発させたら,水だけが減るとか,水だけを加えるということは、加えるビーカーに濃さは関係ないなど,理屈がわからないタイプ。そんな人は実際に塩水飲ませたろかー。「冷蔵庫に作っておいたカルピスを弟が半分飲んでしまいました。このままではお姉ちゃんにおこられると思った弟は,水を足しておきました」と現実にありそうな状況で説明すると,イメージは納得。
 2点目は、何たって計算力です。300gの2%を60とやってしまうのだから,式を作る時点でアウトーです。さらに小数の方程式計算で,両辺に10とか100をかけて整数にするあたりがど、どうも?なんです。両辺にかけると覚えずに,すべての項に1回ずつかけると説明したら正解するようになりました。
 小学生は速さ「旅人算」です。ランドセルを忘れたY君を、5分後におばあちゃんが追いかける場合で説明。すると、「おいつかないよー」と全員。フムフム、映像がイメージできてきたね。そこでおばあちゃんにはローラースケートはいてもらいます。ありえねー、とかいいながらもみんなノリノリで解き、なんとか理解できた様子。ほかのパターンも全て非現実的な具体例で説明すると,わかったみたいですが、どうでしょう。今日、確認テストで試してみます。
 




朝練開始

2008-08-06 10:11:19 | Badminton
バネで中学受験生に渡している算数カード。
公式や解き方を丸暗記するまで繰り返し練習するためのカード集。
きたるABC大会の引率できないので,この際算数カードシングルスバーションを作ろうかと思う。
選手が自分自身でゲームメイクしてピンチを切り抜ける方法論。
昨日から作業始めたが,マニュアル通りに行かないものにマニュアルや公式を作ろうと思うのだから,結構無理がある。
よって精神論が多いが、それでも何もないよりいいかなと思い、無理矢理作業進める。
そう,何もないより良いでしょう。
書き出したことを理解してもらうために,朝練で内容を取り入れる。
想定外のことが起こるのが大会。それも想定内。
でもさ,これまで選手の横でささやいてきたようなことを,暗記させるつもりで作っています。
漢字読めない,意味わからないなんて状況も想定内?

資本主義 知らなきゃ損する ことばかり

2008-08-05 03:26:47 | ライフスタイル
 夜半の雷鳴で完全に目が覚めてしまいました。
 寝室の障子がピカッとなって,遅れること1秒ほどで上空を旋回するかのような雷鳴。
 確か音の早さは340m/秒だから,これは遠いから大丈夫と思っていると,急に頭上で炸裂し家までビリビリくるから,寝ているどころではない。
 まるでグルグルと下界の何かを狙っているかのように不気味に続く。
 遠くに立ち去ったからこれで大丈夫かと思うと,また戻ってきてドーンだよ。
 大きな竜がとぐろを巻いて積乱雲の中から出てくるイメージが。
 夕方行ったドコモショップで「千と千尋」のDVD流していたからこんなイメージわくんだね。
 携帯故障と思われるから調べてもらったら,おかまみたいな店員さんが,「どこも何ともないです」とだじゃれで返してきたんだけど,せっかくドコモショップ訪ねたからこの際,お得な料金プランを検討しようと思いました。順番待って窓口の人に相談すると,「どのプランにしますか?」といきなり。何がふさわしいか診断してくれるんじゃないの?そんなことは自分でやればって雰囲気なので、だったらネットで調べてもよくわからなかったことをいくつか質問する。いろいろ聞いているうち、どうやら,お得なプランは積極的には勧めたくないようです。企業としては当たり前だけどね。
 こちらから聞いたら初めて「では変更しますか?」だって。ちょっとしゃくだから,近々変えるかもしれないからといって断る。
 せっかく来て無駄足ももったいないので、いろいろ付随していたオプションをすべて解約してやる。高いガソリン使って,時間つぶして行った今回の収穫は,夫から私への通話が無料だということが判明したこと。多分そうじゃないかなーと薄々感づいてはいたけど。私から夫へはだめなんだって。
 無料が判明した途端、合宿先の長野からバンバン電話来てますよ。

 結局,雷鳴騒ぎで寝るタイミングを逸してしまった。今寝たら多分朝寝坊するしね、このまま起きている方が賢明です。
 本日の仕事多いに差障りそうだけど。

基礎を意識した即席練習を頼みます

2008-08-04 06:28:42 | Badminton
 野田ジュニアC練習、暑い中ほとんど出席していました。選手も、コーチも。特別に1日練習にするとこのことなのでABC前でもあることから体育館行きましたが、どうもおじゃま虫だったみたいで。早々に退散しました。
 選手をレベルや発達段階で3つにわけ、それぞれの指導方針でやっています。Cは体を動かすことを楽しむを第一目標とし、ついでにバドミントンの基礎技術をマスターさせようというねらいがあり始めましたが、やはり目の前に大会があると、どうしても即席練習になりがちです。大会を目標にするということは、子ども達のやる気につながるからそれは大きな意義があります。基礎はオフシーズンにじっくりで良いと思います。しかーし、小学生オフないんですよね。細かいオープン大会入れると、ほぼ毎月大会ありますから。結局1年中即席練習して、6年間終えてしまうことがなきにしもあらず。そうなると、基礎練習そのものが楽しいものにすれば良い、ということでC練は工夫の宝庫です。
 
     


 そうこうしてちびっ子が頑張っている最中に、若葉カップも大盛り上がりだったようです。とぎれとぎれの報告メールから、興奮が伝わってくる程で。男女ともベスト8入り。特に女子5年生シングルスは体育館最後の試合だったようです。センターコートに残る、ファイナリストみたいじゃないですか。まだ経験浅い選手なのに、堂々の勝利です。怖いもの知らずなところある子だから、勝負度胸は抜群なんだね。よくやった。またその様子を、志田大先生からメールで写真頂きました。そういえば志田博士、京都でしたね。神出鬼没はサスガです。
 そんな激戦、興奮の様子を部員に一斉連絡すると、先輩の活躍に刺激された、通称「おにぎり君」。おもわずおにぎり頭に磨きをかけたそうです。Cもファイトー。





即席ミニラーメンの巻

2008-08-03 08:39:58 | Badminton
 インターハイが終了しました。。
 ふたを開けてみれば、男女とも3冠。男子選手は地元の3年生でした。
 女子は高2ですよ。松友さん。あんまりすごいんで、実名出しちゃいます。
 松友さんを初めて知ったのは、知ったというか、認知したのは、松友さんが5年生で出場したABC大会で6年生相手に接戦していたときのこと。日本協会の偉い先生が、本部席から立ち上がりコートサイドにやってきて、野太い声で応援というかコーチしていました。それだけ小さい頃から注目の選手だったのです。
 小学生のABC大会。
 家の娘も何回か出場し、その都度ついていったので、うーん、と考えること多々の大会でした。
 2年生の時出場した第2回大会。サーブとハイクリアーが後ろまで打てれば、ベスト4。だから全身、渾身の力で後ろまで打つ選手か、同級生より一回り大きい子が勝ち進んだのです。翌年のCは格段とレベルが上がり、多彩なショットが織り混ざっていました。それでもやはりパワーと速さが勝利の感があり、皆ラケット大振り傾向でした。
 Cで勝とうとすると、結局のところ後ろまで打てるかどうかがポイントとなり、そのために躍起になって大振りするから、変な癖がついて将来的には苦労するぞ。だから無理にCで勝たせることはない。それよりCの選手はミニコートできれいなフットワークで確実にヒットできれば良い。これが持論でしたが・・・。
 松友さんの活躍をみて、あらためて歴代のABC大会の記録を確認すると、小さい頃から上位に名を残している選手が、結構そのまま今高校、中学で活躍しています。
 小さい頃から勝ち続けるということは選手の資質だけでなく環境ですかね。それか一度勝ったというプライドが気力を持続させるのかな。
 もうじき今年のABC大会がやってきます。
 野田からは5人出場。Cゾーンは1年生です。
 まだなんだかよくわからないような状態で試合に出るんだから、大会に焦点当てて即席指導するより、先を見据えたゆったり指導で行こうと思っていましたが、急に欲が出てきました。勝てばいいことあるかもね。1勝でも多くね。 

ゴミ当番も捨てたもんじゃない

2008-08-02 06:37:51 | ライフスタイル
 インターハイシングルス初日。
 所沢なので見に行きたいところ、朝からリサイクル当番だったので、行かれず。
 朝7時~8時半までと指定された時間、お寺の前のステーションに立つ。
 7時って遅いよね?と思いながら行くと、案の定もう既にペットボトルの大袋が8つ埋まっていた。
初めて出したときにも当番をされていた夫の大先生が、私の車からワーとゴミを降ろし、分別していった。
 ひとしきり人が切れたところでご挨拶を。
 大先生は当番だからと言うのではなく、もうここが始まった10年前から毎月お手伝いで立っていらっしゃるそうです。
 自分もこうして当番になったので、何か仕事しなければと思うので、ゴミを積んだ一輪車が来ると、ワーと取り囲む一人になっていました。そして当番や関係者の手で次々ゴミが運ばれ、これ出してもいいの?というものもリサイクルOKだったりして、不明は全て大先生に伺いながら分別しました。
 ペットボトルは洗ってキャップをはずし潰して出す。無人ステーションにただ置いて来るときと違い、皆いい加減な出し方していない。
 最近は不景気の影響で段ボールや新聞が減ったとか、夏はペットボトルが多いとか、大先生からゴミの話を聞き、更に、これらのリサイクルで得られた費用を自治会の基金としてみんなのことに役立てているとのこと。
例えば、火の見やぐら作ったり・・・。
「えっ、火の見?どこにあるんですか?」
「ほらそこの裏だよ。」
 あー、そういえばあったような気がするなーと思っていると、「あれ、そういえば最近火のみ見ないなー。あれ、どうした?」まぁまぁ、それより、これらはゴミでなく資源ゴミということですね。
 先生は教育現場の話もたくさん披露してくれた。そして時折やってくる近所の人を紹介して下さり、ここに住んで10年目にして初めて地域の一員になったような気分だった。
 夕方回収がすんだ頃を見計らいステーションの片づけ作業がある。だから今日はインターハイに行かれなかったのだが、3時半頃行ってみると既に誰かが片づけたあとだった。大先生かもしれない。誰か、ありがとうございます。




カードはお守り

2008-08-01 09:31:23 | バネ
 連続4日間の夏期講習が終わり、第一クール終了。
 中学受験の6年生、4日間みっちり詰め込みました。
 未消化なのはわかっていますが、数日の休暇に入る前に、ある程度の量を進めておきたかったのです。
 解き方は理解した。へー、なるほどと納得がいった。しかしそれに伴う計算力が今一歩です。整数で問題を作ると何とかなっても、少数、分数、単位換えを混ぜるとなかなか正解にたどり着かない。
 算数で正解を出すには、どんな道をたどっても、最終的に正解にゴールすればよい。それなら、できるだけ危険が少ない、近道を通りたいよね。その方が楽に早く到着する。そんな当たり前のことわかっているのかいないのか、みているとわざわざ回り道したり、途中寄り道したり、もっと言うと近道に気づかなかったり。
 第2クールはとばした分の定着を図りながら、計算近道の見つけ方を指導しましょう。

 さて高校受験生の4日間。
 公立高校受験なら、結局のところ基礎事項が確実にできれば偏差値60はいきます。私立中の上以上目指すなら、さらに+αというところだけど、まずは基礎、要するに教科書の太字部分のマスターですね。難しい内容はほとんどありません。覚える作業が多いので、本人のやる気次第なんです。どれだけその気になり、集中できるか。
 部活引退した生徒が増える8月以降は、皆一斉に学力上がるから、のんびりやっていると、偏差値ずり落ちるよ。
 高校受験生にもカード作ろう。小学生には「これだけやれば十分です」と渡したカード。これで受験前の不安を吸収し、基礎の徹底を図ってきた。高校受験生も「これだけ!」といえるよりどころを渡さないとだめみたいです。