アクセルレスポンスアップのために、デモ車のキャブレターに手を入れます。
まず、脱着と分解です。
写真の状態まで、キャブレターを分解し、ニードルジェットを外します。
写真4枚目の左側がノーマルで、右側がオリジナルニードルジェットです。
本体は同じですが、キャブレターの内部に出る部分にツイタテのようなものがあります。これについてはケイヒンのFCRや吸入負圧の低い2ストローク用のキャブでも採用されているものです。原理については、ツイタテの開口部がエンジン側になります。スロットルを開けると空気が吸入されますが、ここを空気が流れると、ツイタテの開口部側に空気の渦(カルマン渦)ができ、負圧が発生します。ここに負圧が発生すると、ガソリンが出やすくなります。走行テストは明日にします。とりあえず、外装を戻します。
この2枚の写真については、次の加工のための下準備です。今回は、パイプに蓋をしておきます。
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