今、試乗から戻りました。夜は、割とすごし易いです。
個人車の写真です。ステップを止めているボルトは、キャリパー用の中空ボルトです。強度としたら、ノーマルより落ちますが、転倒しないという前提です。また、一部、プレートを削ってあるのは、一時、逆シフトにしていたためです。フル加速時は、逆シフトが楽です。ただ、通常走行時に、乗りづらかったので、戻しています。
ここからは、お預かりしている車両の整備です。
昔、外した純正フロントキャリパーとワイズギア製のサポートをお持ち込みです。純正ブレーキローター(他車種)とブレーキホース(黒メッシュ)を新品にし、装着しました。
バッテリーの電圧とCCA値を測定しています。
※CCA値:冷間時にセルモーターを回せる容量です。バッテリーが大きいほど、値が大きいです。最近は、バッテリー本体に、書いてあることが増えました。
一応、大丈夫ですが、CCA値が下がっています。
個人車も測定しました。
個人車は要交換です。突然死する可能性があります。電圧は出ていますが、容量が無いです。
ちなみに上は、充電済みの新品です。預かった車両は、バッテリー搭載後、2年以上経過しており、個人車ほどではないですが、新品よりは、劣化があるので、一応交換しました。ちなみに個人車は、約3年使用です。たまに、充電しているので、電圧は出ており、一応、エンジンはかかりますが、弱り気味でした。
お預かり車両は、エンジンオイルも交換しました。
個人車と同じタイプのシフトランプを装着しました。昔の部品なので、ボリューム調整式ですが、2種類の回転数で光ります。とりあえず、6000回転と9000回転にしておきました。
前の記事に出したブラックアルマイトのオーリンズを装着しました。違和感がなく、このまま売っても良いのではと思いました。
前に、製作した水温計と燃料計です。ガソリンタンクに、フロートとセンサーを装着して、作動させています。今の所、無事に作動しているようです。この車両は、単品製作が多いので、手間がかかっています。
夜に試乗です。
リアサスの動きが違うので、乗り心地も良くなります。足回りが良くなってくると、キャブレターと電装を弄って、レスポンスを上げたくなります。国内仕様なので、最終減速比が違いますが、逆車のギアケースを組んでも良いかなと思います。
リアブレーキは、全て新品なので、当たりが全く付いておりませんが、問題はないので、納車可能です。
試乗から、戻ってから、個人車のリアサス(純正)と動きを比べてみたのですが、伸縮の滑らかさが全く違うので、個人車用に、黒いオーリンズを作ろうかなと思いました。
2014.08.22 作業担当 ヤダ(矢田)