お客さんの割合的に旧型Vmaxが多いですが、Vmaxともう1台お持ちだったり、足代わりのスクーターをお持ちも方もいるので、頼まれた場合できる範囲で作業しています。スクーターに興味がある方は、通勤車のブログも書いていますので、参照してください。http://blog.goo.ne.jp/beycars2010

ヤマハのBW’S100の中古車をお客さんが購入したので、初期点検です。

外装があるとやりにくいので、簡単な範囲で、外してしまいます。

メーターの動きが怪しいですが、動ない場合は、叩くと動いたりします。旧型Vmaxも古くなるとタコメーターや水温計が動かなくなり、叩くと動き出すことはよくあります。

リアホイールのナットは、シングルでロックナットですが、加減速をすると緩んでくるので、ダブルナットにしてしまいます。今回も、預かった段階で、リアホイールが手で揺れるほど緩んでいました。そのまま走るとホイール側のセレーション削れます。


中古車で、タイヤの溝が無いので、即タイヤ交換してください。パンクしているようですが、空気圧は抜けていないので、とりあえずそのままです。ゴム部分が薄すぎて修理できません。

プラグの焼けは、まあまあです。プラグキャップは、NGK製に交換されていましたが、純正に戻すのは、プラグコードが短く切られているので、イグニッションコイルごと交換になるので、現状で様子見です。


エアクリーナーボックスは、社外品のキャブを付けていた際に切って、穴を開けてあるので、純正に交換した方がよいです。中古で構いませんが、新品でも約5千円ぐらいです。

キャブレターのジェット類を点検です。一応純正でした。MJ#72.5、SJ#35


駆動系は、プーリーがマロッシで、フェイスが純正、ウエイトが9.3g×6個です。ベルトはキタコ製で、17.5mmなので、使用可です。クラッチは、純正相当の社外品で、センタースプリングは、マロッシの黄色、及びスプリングスライダーが入っていました。

ミッションベアリングは、少し音がします。ギアオイルは交換です。鉄粉が出てきました。

スペクトロのギアオイル入れておきます。

バッテリーは、古そうなので、弱ったら交換した方が良いです。


充電系統は、大丈夫そうです。

最終チェックと試乗中です。タイヤとエアクリーナーボックスを交換すれば、しばらく大丈夫だと思います。2ストオイルは、ヤマハ製オートルーブを使用してください。

別のお客様のBMWです。できる範囲でメーターや、ETC等、LEDバルブ等を弄っています。配線図がないので、配線の色が不明です。電源線とアース線がどれか調べるところから始めます。


フォークインジケーターです。

このお客様は、旧型VmaxもBMWもブレンボキャリパーで、320mmディスク、RCSマスターです。



最終チェックと試乗中です。

リアのブレーキホースが届きましたので、Vmaxの続きです。後で、オーリンズのリザーブタンクが付くことを前提で、ホースを迂回させます。純正キャリパーや、ヤマハ製ブレンボは、ホースの取出しが上側にあるので、ホースを逃がしやすいですが、MOSキャリパーの場合は、サイドにあるので、リザーブタンクが下がってくることを予想して逃がしておかないと、タンクがバンジョーに当たります。

最終チェックと試乗中です。サポートとローターが社外品のため、少し心配ですが、踏んで、ロックはするので、後は、パッドとローターの相性が合えばと思います。
2015.10.07 作業担当 ヤダ(矢田)