継続検査については、車検満了日の1か月前から取得可能ですので、日程に余裕を持って、ご来店ください。また、どうしても土日がお休みのお客様が多く、土日にお預かりで、翌週土日納車が多いので、平日は、車両の作業に集中していたり、車検に出かけますので、平日ご来店の方は、ご来店前に、お電話にて、ご連絡を頂けると助かります。ひとりでやっておりますので、出かける場合は、閉めています。ご来店頂いた場合に閉まっていることもあるかと思いますので、確認をお願いいたします。
スイングアームとギアケースがペイントより戻ってきましたので、組み立ててみました。マフラーは、暫定で、純正ノーマルです。
今回も、ゲイルスピード製リアホイールのセンター出しのついでに、ダストカバーをホイール側にも装着しました。100mmピッチのキャリパーサポートは、オリジナルバージョンです。ワイズギア製より材質を固くしています。材質が硬い分、変形が少ないので、ブレーキを踏んだ時にカッチリします。トルクロッドは、ピロボール&ロッドで新たに製作しています。今回、200/55ー17のサイズで組みましたが、スイングアームとの隙間がありませんので、現状、スイングアーム側にフタはしていますが、タイヤの耳が少し擦っています。耐久性や安全性に問題がありますので、お客様の車両の作業を行う場合は、190/55-17のタイヤサイズが限度になります。
前後タイヤの直径が違いますので、リアタイヤが大きく見えます。
リア周りは、タイヤが良く見えるように、必要最低限の部品以外は、取り外したり、交換もしくは、カットしています。
ベース車両に着いていたマフラーを社外品から、純正マフラーに戻していましたので、一応、今回、キャブレター同調を調整しました。リアタイヤについては、左側が、削れるほどではないが、擦っていますので、少し溶けています。乗った感じでは、直進、左右の曲がり共、特にクセはないです。直進に関しては、リアホイールセンターを揃えたことと、フロントの車高を上げ、車体を水平にしたので、問題は特に出ていません。曲がり始めですが、タイヤの形状が割と尖がり気味ですので、倒し込時は、割と素直です。ただ、装着するタイヤの種類により、ラウンド形状が、平に近く幅が広い場合は、立ちが強くなりがちだと思いますので、前後でバランスが悪い場合は、曲がり始めに、フロントタイヤが切れ、タイヤが倒れ込もうとした際に、リアタイヤが立ちが強いとフロントタイヤがすくわれる、もしくは、フロントタイヤが安定せずハンドルが振れる、フロントタイヤの切れ込みが発生することがあり、ハンドルの内側を手で押し、切れ角を保つといった作業が必要になることがあります。今回、初めてのタイヤとサイズでしたので、少し心配でしたが、操縦性は特に問題は、無かったです。ただ、リアタイヤが純正と違い、グリップが良いので、タイヤの逃げがなく、アクセルのオンオフに過敏になるので、気を付けないとギアケースを破損しそうです。
一応、実走まで、たどり着きましたので、後は、ヘッドライト回りや、外装の細かい部分を仕上げて、最後にマフラーを製作して、一旦終了です。とりあえず、しばらく店頭に置いてあります。
2017.07.21 作業担当 ヤダ(矢田)