“SD4.00（SDアソシエーション）”とは

SDカードの技術標準を策定する国際団体である「SDアソシエーション」（注：日本のソニーや東芝、韓国のＳａｍｓｕｎｇなど約1，000社の会員企業により構成されている）が2011年1月5日に発表したSDカードの次世代規格です。2011年の第1四半期中にも公開される予定のようです。

「UHS（Ultra High Speed）-Ⅱ」と呼ばれる高速インタフェースが採用され、データ読み書き速度は312MB/sと現行規格（SDXC、UHS-Ⅰ、104MB/s）の約3倍に高速化されています。映像データのやり取りに適した速度となります。最大容量は現行と同じ2TBの見込みです。

この規格に準拠したSDカードやカード挿入スロットを備えたディジタル機器（スマートフォン、タブレット・コンピュータ、電子ブック・リーダーなど）が、早ければ2012年には各メーカにより提供されるとのことです。