“位置連動型広告”とは

現在地や地名に関連した広告であり、ターゲティング広告（即ち、利用者の属性や行動によって絞り込まれた対象に対して表示する広告）の一種です。

（a）GPS機能付きの携帯電話に対し表示される現在地付近の施設の広告や（b）検索サイトで地名を含むキーワードで検索を行った時に表示されるその場所に関連する施設の広告のことです。

（a）のように施設の商圏内にいる人の端末だけに広告を表示したり、また（b）のように検索者の興味のありそうな場所に関する広告を表示したりできるので、広告のクリック率も高くなり効果的と考えられます。

特に（a）の場合には、利用者の近くに施設が存在するため、その施設に足を運ぶといった行動に結びつく可能性も高いことになります。

なお、携帯電話だけでなく、パソコンに表示される広告にも位置情報関連に絞って表示されるもの（ジオターゲティングの呼ばれます）があるようです。その場合、パソコンの位置はIPアドレスあるいは無線LANのアクセスポイントの位置によって判別されます。