OFF Line(東京品川区、2013年10月に設立)が、2016年8月より正式に提供予定のサービスで、高齢者の在宅や帰宅を検知したり、徘徊時の位置を把握したりできます。今年の4月に、金沢市で実証実験を行い、それを経て今月の正式リリースに至ったようです。
自宅や高齢者の施設などにアンドロイド搭載の固定検知端末(IoTゲートウェイの位置づけ)を設置し、見守り対象の高齢者などには「お守り」と呼ばれるBLEビーコンを携帯してもらいます。
「お守り」を携帯した高齢者などが自宅や施設から足を踏み出した場合、それを固定検知端末で検知し、予め登録された携帯電話番号の端末へショートメール(SMS)、LINE、AirTalk(注:OFF Lineが開発したスマホアプリ)などで、メッセージや位置情報を通知するようになっています。この情報により、高齢者の徘徊や行方不明などを防ぐことができるとのことです。
なお、OFF Lineでは、「お守り」から発信される電波(ビーコン)をドローンで検知し、高齢者の徘徊を空から捜索するようなメニューも用意しているようです。
金沢市での実証実験のニュースリリース(2016.4.27)やドローンによる捜索の実証実験のニュースリリース(2016.6.17)、など、関連のニュースリリースのサイトは、http://off-line.co.jp/news-releaseです