モバイル決済とは、スマートフォンなどのモバイル端末を利用した電子決済のことで、特にその決済を行うアプリをこのように呼んでいます。
この普及が、キャッシュレス化を大きく促進することになります。決済を行うためにに、アプリにはクレジットカードやプリペイドカードの情報が登録されます。
モバイル決済アプリには、大別して2つのタイプが存在します。
(1)汎用型決済アプリ:業界や業態とくくりついていないタイプで、様々な店舗などで利用できるものです。アップルペイ、グーグルペイ、アリペイ、LINEペイ、サムスンペイなどが知られています。
(2)専用型決済アプリ:特定な店舗やサービス提供場所においてのみ利用できるタイプです。米ウォルマートや米スターバックスなどが提供しているモバイル決済機能付きアプリがこのタイプです。
シェア争いが激しさを増しているようですが、専用型決済アプリについても、決済とは別に、より便利な買い物体験を提供可能にしているなどから、多くの人に利用されているようです。例えば、ウォルマートでは、事前にアプリ内ストアで商品を選んで決済を済ませ、店頭で決済済み商品を好みの方法で受け取る「事前決済+ピックアップ」と呼ばれるサービスが受けているようです。