一般財団法人の「モバイルスマートタウン推進財団(略称:MST財団、※)」が、全国信用金庫の利用者を対象としたビジネスマッチングサービスである「よい仕事おこしネットワーク」と連携し、2022年2月に開始した、Web上で全国の飲食や小売りなど幅広い企業情報を発信するサービスです。ディーアーケードと読みます。
MST財団は、全国各地の観光情報を国内外に発信する「Guidoor(ガイドア)」と呼ばれるサイトを既に運営しているようですが、このサイトに追加(マージ)する形でD-arcadeを運営することにしたようです。
これまでGuidoorの充実に協力しまたネットでの情報発信を課題として抱えている利用者(小規模事業者)の支援を方針としている「よい仕事おこしネットワーク」の思惑と、観光情報以外に各地の店舗情報も多く掲載していきたいとする「MST財団」の思惑とが一致し、このようなサービスを提供するようになったようです。
D-arcadeというネーミングは、多様な業種の事業者を登録できるようにし生活情報の詰まった”デジタル商店街”化したいという狙いが込められているようです。
D-arcadeはプラットフォームのように利用することが可能で、利用者(小規模事業者)が情報の登録を希望する場合は、必要な情報を指定フォームに入力し関連写真などをアップすることで自身のWebページを無料で作成でき編集や更新といった維持管理も可能なようです。
コロナ禍で苦境に立つ各地域の中小企業の活性化につながる情報発信基盤として有効に機能することが期待されます。
記者発表(2022.2.16)のサイトは、https://mobilesmarttown.jp/guidoor-d-arcade-press-conference/です。