新型コロナの影響による需要減対策のひとつとして鉄道会社が導入に向けて取り組みを行っている、駅構内に設置されたネット注文品受け渡し用のロッカーです。
例えば、西武ホールディングスでは、マルチコンテンツ・オープンロッカー「BOPISTA(ボピスタ)」を西武線所沢駅構内に設置し、2022年2月18日から3月末にかけて実証実験を行ったようです。隣接する商業施設や近隣の「コストコ入間倉庫点」などの商品のネット注文品を対象にした実験です。
また、JR東日本でも、2021年12月1日から2022年3月末の期間、品川駅改札内の実店舗販売品を対象に、ユーザーがネット注文したものを同駅構内設置のロッカーで受け取れるようにする実験を実施したようです。
このサービスの存在によって鉄道利用客が増加するかどうか、実験結果や利用客の声の情報が注目されるところです。
西部ホールディングスのプレスリリース(2022.2.15、同2.24)のサイトは以下です。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9024/tdnet/2089413/00.pdf、2022.2.24
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9024/tdnet/2086928/00.pdf、2022.2.15
JR東日本のプレスリリース(2021.11.19)のサイトは以下です。
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20211119_ho02.pdf