スマホ、タブレット、ウェアラブルデバイスなどの普及に伴い、消費者はこれらの機器を所有し、TPOに合わせて使い分けながらインターネットを利用する傾向があります。
そのような場合、同じサイトへ異なるデバイスからアクセスがあった場合、解析ソフトのデータ上は同一人でなく別の人物と認識してしまうということが問題となっていました。いわゆる「データの断片化」という問題です。
このような問題に対し、デバイス単位にデータをまとめるのではなく、人を軸としてデータをまとめマーケティングに生かそうという考え方が「ピープル・ベース・マーケティング」です。
同様に、オンラインとオフラインとでIDを統合し、そのIDを軸にしてマーケティングに生かそうとする動きも色々とあるようです。