モノでなくコト(サービス)をネット上で販売(取引)する形態です。最近、この形態も増えてきているようです。
旅行の予約や飲食店の予約など従来でもこのタイプの取引がありましたが、最近では、家事代行や靴の修理、さらには個人間で知識やスキルを提供しあう形態も登場しつつあるようです。
例えば、「楽天」は、2018年1月に”楽天市場”内に特設のページを設け、そこに20社以上が出品し、家事代行、住宅のリフォーム、フィットネスクラブ・エステなどのサービスを予約できるようにしたようです。また、「アマゾン・ドット・コム」は靴修理の宅配サービスを始めたようです。修理したい靴の修理を申し込むと段ボールが送られてきて、そこに入れて送り返すと、修理後に修理業者からもどされるとのことです。
以上はBtoCタイプですが、CtoCタイプのサービスも登場しているようです。例えば、スタートアップ企業の「ココナラ」や「ストリートアカデミー」は、知識やスキルを個人間で取り引きできるサービスを提供しており、フリマアプリ大手の「メルカリ」も、語学や趣味について教えたい会員と学びたい会員とをマッチングさせるサービス「teacha(ティーチャ)」をこの春に開始するようです。なお、この種の取引タイプは「スキルシェア」とも呼ばれているようです。
メルカリのプレスリリース(2017.12.12)のサイトは、https://about.mercari.com/press/news/article/20171212_teacha/です。