ソニー系のフェリカネットワークスが、新規事業の第3弾(※)として、2015年8月4日に開始したポイント付与サービスで、iPhoneの普及への対抗として打ち出したサービスです。おサイフケータイがiPhoneの陰に隠れて埋没してしまうのを恐れた結果の措置のようです。
※)第1弾が「つなガレ!」(スマホのカレンダ情報を友人・知人と簡単に共有するもの)、第2弾が「PREAL(プレアル)」(クーポン情報を共有するもの)で、これらに続くものです。
これは、非接触IC技術の「フェリカ」を使用しているおサイフケータイ利用者を対象とするポイント付与サービスです。グーグルのOS「アンドロイド」に対応する無料のスマホアプリで、おサイフケータイ利用者が電子マネーを50円以上使うと1日1回ミニゲームに参加できるようになっていて、その結果に応じて1~1000ポイント(1ポイント=1円)を獲得でき、それを電子マネーに交換できるようです。
おサイフケータイ機能のついた端末は所有されているのに利用率が低く、特に30~50代の女性の利用が少ない実態があるようです。そのため女性利用者の底上げを狙って導入されたサービスのようです。
また、ラッキータッチでは、店舗側が利用者に独自のポイントを付与できるようなサービスも提供予定になっているようで、小売店側へのメリットも考慮されるようです。
おサイフケータイから「おサイフスマホ」へフェリカの利用がつながっていけるか、今後が注目されます。
お知らせ(2015.8.4)のサイトは、http://www.felicanetworks.co.jp/news/news/20150804.htmlです。