物流不動産開発のシーアールイー(CRE)傘下のブレインウェーブが運営するクラウド型物流プラットフォームです。2008年にEC事業者向けに開始されたサービスのようで、それ以降、拡充が進みつつあるようです。
全国の倉庫をクラウドシステムでネットワーク化したプラットフォームによりEC事業者と倉庫をマッチングし、効率的な物流アウトソーシングを実現する、とのことです。また、ECシステムとのデータ連携や複数の倉庫からの出荷にも対応し、出荷業務の自動化や送料の削減を実現する、とのことです。
このプラットフォームは、以下のような特徴を持っているようです。
1.全国に広がる物流プラットフォーム:全国の既存倉庫を独自のシステムでつなぎ、シェアリングエコノミー型物流プラットフォームを実現
2.バックヤードの徹底的な自動化:複数ショップでの展開や物流現場をまたぐ様々なオペレーションが求められるようになっているECに対し、出荷の一元管理やデータ変換・制御の自動化が可能
3.分散出荷による配送コントロール:複数倉庫の完全なコントロールにより在庫の分散保管や最寄り倉庫からの出荷が可能。また、EC事業者のオフィスと倉庫との分散や仕入れ倉庫や工場との分散にも対応可能。
最近では、運賃値上がりの折、在庫を分散保管し納品先の最寄り倉庫から出荷指示を出せるこのプラットフォームの利用による輸送費削減効果が注目され、EC事業者だけでなく、一般の荷主への利用も拡大しつつあるようです。
”はぴロジ”サービスの紹介サイトは、https://happylogi.com/about/です。
”はぴロジ”に関連するサイトとして、例えば、以下のようなものが参考になります。
・「流通プラットフォーム「はぴロジ」が、出荷作業の自動化システム「ASIMS」の無料提供を開始」(2019.5.27)
→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000020864.html
・はぴロジASIMS/アシムス(倉庫管理システム)
→https://business-ec.yahoo.co.jp/commerce_partner/biz-apps/293/