ディー・エヌ・エー(DeNA)が6月4日に開始した、AIを活用して運転ミスによる事故を未然に防ぐ法人向けのサービスです。DRIVE CHARTと綴ります。「AIを活用した交通事故削減支援サービス」と呼ばれています。
このサービスは、専用の車載器+クラウドサービスによって提供されます。車載器は、車の速度や車間距離、ドライバーの視線やまぶたの動きなどのデータを集めて、それらをクラウド上へ収集します。収集されたデータは、AIによって解析され、急加速や急ブレーキなどの危険な運転が位置情報、映像とともに記録されて、それがドライバーに伝えられるようです。また、後から記録された情報をスマホで見ることもできるようです。
トラック500台やタクシー100台を用いた半年間の実証実験で、事故削減効果もあったようです。トラックで48%減、タクシーで25%減とのことです。既存のドライブレコーダーよりも、リスク検出能力が高いとのことです。
今後は居眠りなどを防ぐアラート機能も追加する計画のようです。
プレスリリース(2019.6.4)のサイトは、https://dena.com/jp/press/004478です。